リメイクのお話

原田奈美子です。今日はリメイクのお話です。

巷によくありますよね『洋服の病院』のようなお直し屋さん。

 

これはパンツやジャケットの丈直しやサイズ直しを得意とされるところ。

てくまりんぼもドレスのサイズ直しはお受けしていますが、特にこれを専門とはしていません。

 

得意なのは『リメイク』です。

あるものから別のあるものへ形を変える事をリメイクと呼ぶようですね。

 

ウェディングドレスからベビードレスへ

 

ウェディングベールからベビードレスへ

 

ウェディンググローブからベビーヘッドリボンへ

 

母から子へ幸せを送る事が出来るような気がしています。それぞれのリメイクの詳細に付いては後日、掘り下げて記事にさせて頂こうと思っています。

 

あと、こんなリメイクもあります。

 

ウェディングドレスからウェディングドレスへ

 

お姉さまがご結婚の際、ドレスをお作りしました。

 

数年経って妹様がご結婚の際、お姉さまのウェディングドレスをリメイクさせて頂いた事があります。

 

こちらがお姉さま→http://marinbo.com/weddingdress/voice/075.html

 

そして、こちらが妹さま→http://marinbo.com/hanayome/weddingdress-customervoice-3

 

姉妹でご来店になってとても楽しいひと時を過ごさせて頂いたのを覚えています。

 

また、お母様のドレスを数十年経ってお嬢様のウェディングドレスにリメイクさせて頂く事も良くあります。

 

20年~30年経過しているのでドレスの流行も全く違います。

花嫁の母世代はちょうど私、原田と同年代位の方が多いと思います。

私が結婚したのは今から約30年前、世の中はバブル景気の真っ只中でした。

 

景気とウェディングドレスのデザインはリンクしています。

 

当時、私が作ったウエディングドレスは、プリンセスライン。長袖の大きなパフスリーブで袖口に向かって細くなっているデザイン。専門用語で『レッグオブマトン』と言うお袖です。

思いっきりボリュームのあるスカートで全体にカットワークレースを配置しました。もちろんお袖にもドーンと豪華レースが(^^)

 

そんなデザインですから状態が良くても今の結婚式にそのまま使えません。

 

お袖を取り外して、ドレス全体のボリュームも抑えて、装飾も今風にして・・・・

もちろんお嬢様の体形に合わせて・・・

 

はっきり言える事はリメイク作業は、最初から生地の状態から作る方がずっと楽だと言う事です。

従ってリメイク技術の習得をご希望される方は先に基本的なソーイング技術を身に付けられてからがいいと思います。

 

大変手間のかかる仕事ではありますが、古いものに再び新しい命を吹き込むとても素敵な仕事だと思います。

 

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